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テストステロンとは?効果や減少の原因、対策について解説

テストステロンとは?効果や減少の原因、対策について解説

男性ホルモンであるテストステロンは、多くの人がその名前を耳にしたことがあると思います。しかし、テストステロンの身体への作用やテストステロンが減少した時に起こる身体的・精神的な変化など、具体的には知らない人が多いのではないでしょうか。今回は、テストステロンの身体への作用やテストステロンが減少する原因、減少を抑えるための対策方法を解説していきます。

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テストステロンとは?

テストステロンは、ステロイドホルモンの一つです。男性ホルモンや蛋白同化ステロイドとも言われ、コレステロールを原料として、体内で生合成されます。テストステロンは、体内で5α還元酵素によりジヒドロテストステロン(DHT)に変換され、テストステロンおよびDHTは、アンドロゲン受容体に結合することで、男性の二次性徴(生殖器、骨格筋および毛包などの組織)の発達と維持を促進すると言われています。また、テストステロンは、アロマターゼという酵素により、肝臓と脂肪組織においてエストラジオールに変換されます。エストラジオールは骨の発育に関係していると言われており、健康な身体を維持するのに重要な役割を果たします。

テストステロンの効果

テストステロンには、上記のような効果があります。ここでは、テストステロンの効果について解説します。

骨や筋肉の形成

テストステロンは、蛋白同化ステロイドとも呼ばれており、骨や筋肉の形成を行うタンパク質の生合成を促進することが知られています。また骨格筋組織においては、テストステロンはアンドロゲン受容体に直接作用し、筋肉の形成を促進することで、骨格筋を増大させると考えられています。骨組織においても、テストステロンは直接的なアンドロゲン受容体の刺激作用があります。その作用に加えて、骨組織では、テストステロンはアロマターゼによりエストラジオールに変換され、エストロゲン受容体にも作用します。テストステロンとエストラジオールの作用により骨の形成を促進することで、骨格を発達させると言われています。

思考のプロセスや決断力へ影響

テストステロンは、気分や精神的健康の改善を促進する可能性があることが示されています。人の思考や決断力に影響することで、精神的な健康の維持にも繋がっていると考えられています。近年の研究により、脳の記憶中枢である、海馬でもテストステロンが合成され、空間認知機能においても重要な役割を持っていると考えられています。しかし、詳細な生理学的メカニズムはまだ十分に解明されていないため、現在も研究が行われています。

性欲の増進

男性を被験者とした臨床研究により、性行為中および直後において、テストステロンの血中濃度が安静時と比較して高くなることが報告されています。また、別の臨床研究では、性描写映画を見た男性では、血液中のテストステロン濃度が平均35%増加したことが報告されています。性描写のない映画を見た被験者男性では、血中テストステロン濃度の上昇はみられなかったことから、性的刺激とテストステロンは相関関係があると考えられます。

テストステロンが低下するとどうなる?

主な身体的症状・筋力の低下
・疲労感
・ほてり
・発汗
・頭痛
・めまい
・耳鳴り
・性機能低下
・頻尿
主な精神的症状・不安
・いらいら
・うつ
・不眠
・集中力の低下
・記憶力の低下
・性欲の減少

テストステロンが減少することで、身体や精神に影響を及ぼします。具体的には、更年期障害の症状に見られるめまいや頭痛、発汗などもテストステロンが関係しています。また複数の臨床研究により、テストステロンは不安障害や大うつ病性障害と関係していることが知られています。不安障害や大うつ病性障害の患者では、テストステロンの唾液レベルが低下していることが報告されています。

テストステロン低下の原因とは

男性のテストステロンが減少する原因は加齢やストレスと言われていますストレスが原因で減少する場合、抗ストレスホルモンの役割を果たす「コルチゾール」が分泌されストレスから身体を守ろうとします。しかし、過剰に分泌することで、コルチゾールを生み出す副腎が疲弊してしまいます。結果として、「DHEA」というテストステロンの元となるホルモンが副腎で生み出せなくなってしまいます。

テストステロンが減少しないための対策について

ここでは、テストステロンの減少を予防する方法を紹介していきます。

生活習慣を見直す

テストステロンの減少に関係する生活習慣として、運動、睡眠およびアルコール摂取が挙げられます。有酸素運動を行うことで、血中テストステロン濃度が上昇することが報告されています。そのため、定期的な有酸素運動は効果的な対策と言えます。また、若年の健康男性を被験者とした研究において、睡眠不足はテストステロンを低下させる恐れがあることがわかっているため、避けるようにしましょう。併せて、アルコールの摂取もテストステロン不足に繋がるため、控えると良いでしょう。

日光を浴びる

日光に含まれる紫外線を浴びることで、テストステロンの減少を抑えることが期待できます。複数の臨床研究において、テストステロン濃度は夏場に最も高くなることが確認されており、テストステロン濃度のピークは、日照時間の長さおよび気温の高さと相関していることが報告されています。

食生活に注意する

おすすめの栄養素
  • 亜鉛
  • NO系成分
  • マカ

テストステロンの減少を抑えたいという方は、上記のような栄養素を摂取するのがおすすめです。亜鉛は、人の全ての細胞内でタンパク質や遺伝物質を合成するために必要であり、人が健康を維持するために必要な栄養素です。また、NOのもとになるL-アルギニンやL-シトルリンは、テストステロンに対する補助的な作用を有すると考えられています。同時にマカは動物実験において、テストステロン濃度を増加させたことが報告されています。そのため、「テストステロンの減少を抑えたい」と考えている方は、上記の成分を積極的に摂取するとよいでしょう。

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テストステロンは様々な効果があり、健康を維持するうえで重要なホルモンです

テストステロンは、ステロイドホルモンの一種で男性にとって重要な物質です。しかし、加齢に伴って減少していきます。テストステロンが減少することにより、身体的・精神的に様々な症状が現れます。そのため、テストステロンの減少を予防することが、健康な生活を送っていく上で重要です。今回ご紹介した方法をもとに、男性としての健康な生活を維持していきましょう。

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